暗記を科学的に考える <暗記術>
どうも〜
今学期まだ1回しか大学行ってない。ワセドリです。
さて、今回は暗記を科学的に考察します。
みなさんは暗記は得意ですか?
おそらくこの記事を開いたあなたは、暗記があまり得意ではない、もしくは暗記術を知りたい人でしょう笑
ドラえもんのアンキパンはありませんが、最新の脳科学があなたの暗記を助けてくれます。
それでは見ていきましょう。
想起学習
想起学習というのはテスト学習のことです。
2010年、ニューヨークタイムズで紹介された研究によると、
教科書を読み、その後テストを受けた学生は、テストを受けていない学生よりも50%もの多くの情報を覚えていたそうです。
テストを受けたかどうかでこんなに変わるとは驚きですよね笑
一度脳に入れた記憶を再度テストで確認することで、より脳に定着するのです。
想起学習をしている天才たち
ブレイクスルー佐々木
早稲田大学主席の勉強系Youtuber、ブレイクスルー佐々木さんも暗唱をして想起回数をいかに増やせるかが暗記の鍵だと主張しています。
ブレイクスルー佐々木さんの動画↓
彼の動画内では、暗記は書くより暗唱する方が良いと解説されています。
確かに、英単語を覚える際は暗唱や音読が効果的。
しかし、漢字の多い日本史用語や化学の構造式など暗唱で覚えることが難しい物もあります。
これらの場合は書く方が明らかに効率が良いです。
肝心なのは想起すること。
暗唱が良いのか、書く方が良いのかはその時々で判断するとベストですね。
もう一つ面白い例があるので紹介します。
東大王・伊沢拓司
東大王で有名な伊沢さんが所属するQuizKnockの動画の企画で、10分間英単語暗記対決がありました。
その際、伊沢さんと川上さん二人ともが頭の中でテストを繰り返していました。
やはり、暗記の王道は想起することにあるようですね。
東大生の二人はその王道の勉強法を自然に身につけたのでしょうか。
ワセドリの同級生にも天才はいましたが、やはりテストのような復習を赤シートで繰り返していた印象があります。
頭の良い人たちは正しい方法で勉強します。
天才たちの例が、想起学習の絶大的な効果を表していることは言うまでもないでしょう。
さて、この想起学習はこのような短期的な暗記だけでなく、長期的な暗記にも効果的だということはご存知でしょうか。
長期的な暗記について、次項で説明します。
エビングハウスの忘却曲線
記憶研究の第一人者である、実験心理学者のヘルマン・エビングハウス(1850~1909)が自らを実験台にして調査しました。
このグラフは、人間の脳では時間とともに情報の定着率が下がるということを端的に示しています。
具体的には、20分で42%、1時間で56%、1日で67%の定着率の減少があります。
しかし記憶が完全に忘れられる前に復習すると、オレンジのラインのように定着率を維持することができます。
この復習の際に、想起学習(テスト)を取り入れることでさらなる効果が期待できます。
さいごに
暗記はタイミングと方法が重要です。
タイミングはエビングハウスの忘却曲線を意識して、方法はなるべく想起することを意識してみてください。
もしかしたらアンキパンよりも絶大な効果があるかもしれませんよ。
今回の記事で参考にした本です。ぜひ読んでみてください。
ブログ村ランキング参加中!
↓面白かったらクリックを!↓