大学受験シリーズ 〜英語編〜 ②文法の攻略
今回もよろしくお願いします。ワセドリです。
今回は英語編第2弾の文法について、ワセドリの受験期を踏まえてお教えしたいと思います。
↓↓第一弾の英単語はこちらから↓↓
では文法について見ていきましょう!
文法は英語をわかりやすくする
英文法って覚えることが多くて難しい!と思い悩んでいる人は多いと思います。
また、英文法と聞くと小問がズラーリと並んだめんどくさい文法問題を思い浮かべる人も多いんじゃないでしょうか?
しかし、文法が生きてくるのは文法問題だけではありません。
文法は英語の知識を深めてくれます。実は、文法は長文読解、英作文でも生きてきます。
英文法学習のメリット
- 文法問題の対策になる
- 長文の構造決定ができるようになる
- 単語の推測をすることができるようになる
- 簡潔に英作文を書くことができるようになる
文法を正しい手順でマスターすることで、英語の構造や、文の内容把握、単語の推測まで行うことができます。
では実際にワセドリのおすすめの参考書を紹介し、どのように勉強するのが望ましいかを説明していきます!
ワセドリのおすすめ参考書
Evergreen
まず紹介していくのはEvergreenです。Evergreenは文法の基礎事項がずらりと載った英文法の辞書のようなものです。
しかし、基礎だからといって甘くみてはいけません。Evergreenには大学受験に使うほぼ全ての文法事項が載っています。
言い換えるならば、Evergreenを一冊まるまる頭に入れてしまえば、大学受験の英文法は攻略したも同然と言えます。それくらいEvergreenの情報量は圧倒的です。
しかし、
Evergreenだけで文法対策をするのはおすすめしません
なぜならアウトプットに適した参考書ではないからです。
Evergreenはインプット用の参考書です。
数学の勉強が公式暗記だけで終わらせず、問題を解くように、英文法も問題を解くことが重要です。
ここからは、アウトプット用におすすめの英文法問題集を2冊紹介していきます!
Vintage
ワセドリが一番多く使ったであろう英文法参考書です。これさえあれば正直MARCHの文法は余裕です。
Vintageは
- 文法
- 語法
- イディオム
- 会話表現
- ボキャブラリー
- 発音・アクセント
の6つのセクションに分かれています。
全部やるのは大変だと思う方も多いと思いますが、全部やる必要はありません!
やる必要があるのは1.文法と2.語法だけです!
なぜならその他のセクションは単語帳でカバーできる範囲だからです。
文法と語法を押さえれば、十分な成果が得られます。
ではワセドリの使っていたVintageで、その構成を紹介していきます。
Vintageの構成は非常にシンプルです。
見開きの左に問題、右に解説が載っています。問題も一問一答形式で、綺麗にまとまっています。
問題でアウトプットをし、解説で確認とインプットを簡単にできる構成です。
Vintageの一番の良い点は解説が非常にわかりやすいところです。注目すべきポイントや、例文が表示されていて自学自習に最適です。
文法を理解する上で重要なのは、なぜそうなるのかを理解することです。
Vintageは丁寧な解説でその手助けをしてくれます。
頻出英文法・語法問題1000(頻英)
この頻出英文法・語法問題1000(以下頻英)は、簡単に説明するとVintageの増量バージョンです。
ワセドリはVintageを使っていましたが、Vintageでは早慶上智の文法問題に対応しきれていませんでした。(例えば、上智の理工学部の語彙問題など)
英文法があまりでない学部であれば、Vintageでも十分でした。ですが、そうでない学部もあります。
文法を重視しなければならない人はVintageではなく、頻英をおすすめします。
頻英は圧倒的な量の問題を備えながら、非常にわかりやすい解説がついています。自学自習にうってつけの参考書なので、塾や予備校に通っていない人に特におすすめです。
注意すべき点は、問題集の多さです。受験期の前半の夏休み前から始めておくと計画的に運用できると思います。
ワセドリはVintage後に頻英に取り掛かりましたが、間に合いませんでした。。。
志望校をよく考え、計画的に取り掛かるべきだと思います。
文法学習のコツ
文法学習の一番のコツは、繰り返すことです。
単語の回でも述べましたが、繰り返すことで記憶に定着します。
同じ問題を何回も何回も繰り返すことが遠回りに見えて、一番効率がいいです。
学習手順としては、
- Evergreenを一通り読む
- Vintege /頻英を繰り返し解く
- 納得のいかない解説があれば、Evergreenで解決する
- また2に戻る
これが鉄板だと思います。ワセドリはこれを本番直前まで繰り返しました。
Vintageと頻英のどちらをやるのかは、志望校や目的次第だと思います。
両方やる必要はありません。
2冊ともやる余裕があるならば、英単語や他の教科に時間を費やすべきです。
おわり
今回は、英語を理解する上で最も重要な文法を解説しました。
文法は大学受験のみならずTOEICや日常会話、ビジネスの場でも必須です。
大学受験で十分な理解を培うことができれば、その後も必ず役に立ちます。
今回の記事を参考に勉強していただければ嬉しいです!