【行動の理論】選択肢は少ない方がいい? 決断力を上げる方法
決断力を上げるには
こんにちは!ワセドリです。
「決断力」
それは、ビジネスや日常の場面で必要不可欠な力。
決断力とは、迷った時に自分の意思を決定する力のこと。
できる人は、皆この力を持っています。
企業家で成功している方や一流のビジネスマンに、優柔不断な人はいませんよね。
決断力は、成功の必要条件なのです。
今回は、選択肢を少なくすることで、決断力を上げる方法を教えます!
ファーストチェス理論
ファーストチェス理論とは、チェスをするときに「5秒で考えた打ち手」と、「30分で考えた打ち手」のうち、86%は同じ打ち手であったことが実証されたことから生み出された理論です。
速く実行に移すことの重要性を説いている理論で、SoftBankの孫正義が実践していることで有名です。
我々の人生は限られた時間しかありません。
有限時間の中で、自分のパフォーマンスを最大化するには即決するしかないのです。
例えば、学校や会社で会議があったとします。
会議が煮詰まると、「いったん持ち越しにしよう」だとか「また後日打ち合わせしよう」などの意見が出ませんか?
はっきり言って、百害あって一利なしです。
先延ばしすることで、解決する問題などありません。
基本的に、会社の会議ではコストがかかります。先延ばしすると、コストが膨らみ目に見えた損害が生まれます。
また、我々にとって一番貴重な財産である、時間も失われます。
会社の会議でなくとも、会議は時間を要するもの。
無駄な時間を削減するためにも、決断力が必要になります。
ワセドリの実体験
決断力に関する日常的な例を、ワセドリの実体験を元に紹介します。
縛りが決断を生む
あなたの決断の手助けをしてくれるものの一つに「縛り」があります。
「縛り」と聞くと、窮屈なイメージを持つ人もいるのではないでしょうか?
確かに、窮屈にしようとすればそうなります。
しかし、適度な縛りであれば、あなたの決断力を上げてくれるのです。
なぜなのか。
理由の説明のために、ワセドリが中学生の頃、フットサルで体験した例を紹介していきます。
フットサルの欠かせない要素の一つに一対一があります。
ドリブルで相手をかわすことです。
かつて、ワセドリのコーチが作った一対一練習で、「3タッチ縛りで相手を抜いてシュート」というものがありました。
具体的には、
- 相手がパスするボールをトラップ
- かわす
- シュート
という流れになります。
トラップにワンタッチ、シュートにもワンタッチ使うので、実質ドリブルでは一回しかボールにさわれません。
一見難しそうですが、トラップ後のボールの位置やタイミングを工夫すれば抜くことができました。
確かにドリブル制限はありますが、それでも工夫しだいでなんとかなったのです。
この話の本質は縛りを解除した後にあります。
コーチが「じゃあタッチ制限なしでやってみて」と言い、我々は歓喜でした。
好きなようにドリブルできるからです。
ところが、前よりも抜けなくなってしまいました。
実現できるドリブルパターンが一気に増えたことで、選択に迷いが生じたのです。
また、トラップの工夫も疎かになっていました。
無限にタッチできるがために、シンプルさを欠いてしまったのです。
その時のコーチはこう言っていました。
「サラダは塩だけで十分なのよ。ケチャップ、マヨネーズ、ソースをいっぺんにかけたら美味しくないから」
ちょっと何言ってんの?って感じでした(コーチすまん)が、言わんとしていることはわかります。
縛りを設けて、シンプルにした方が良い決断ができるということです。
縛りがいい結果を生む。
これは、スポーツ以外でも応用が効きます。
ぜひ試してみてください。
楽しいか楽しくないか
ワセドリは基本的に迷ったときは、「楽しいかどうか」で決断します。
例えば、大学進学なんかがそうです。
ワセドリは早稲田大学以外に横浜国立大学からも合格をいただきました。
どちらに進学するかは非常に迷いましたが、早稲田大学の校風や学生に魅力を感じ、楽しそうだと思いました。
よって早稲田大学に進学を決めました。
「楽しいかどうか」は人生において極めて重要な要素です。
楽しい時、人はパフォーマンスを最大限発揮しようとします。
その反面、つまらない時には良いパフォーマンスが発揮できません。
迷った時は「楽しいか楽しくないか」で考えてみましょう。
それが決断力につながります。
妥協しよう
決断する際に、100%の成功だけを考えてはいけません。
どんな問題にもリスクはつきもの。
リスクがある以上、100%の成功はありません。
物事には必ず多面性があり、必ずしもメリットだけとは限りません。デメリットもあります。
だから迷うのです。
たしかに、あなたの決断によって、後に問題が発生するかもしれません。
しかし、その「不確定な問題」を恐れて決断しないのは、時間がもったいない。
決断で選択を誤っても、「まあいっか!」と思えるような余裕を持ちましょう。
決断力が余裕を生み、余裕が決断力を支えます。
決断の結果は重要ではない
あなたの決断により、どのような結果がもたらされるのか。
それは確実には分かりませんよね。
決断には、結果は必ず付いてきます。
結果が失敗に終わったときのことを考え、オドオドする人が多いです。
しかし、結果に執着しては、即決することはできません。
二次会どこにする問題
例として、「二次会どこにする問題」を考えましょう。
「二次会をどこにする問題」とは、二次会をどこにするのか決める際、誰も責任を取りたくないがために、永遠に意見がまとまらない問題です。
ワセドリが名付けました。
しかし、この場合どこに行ってもあんまり変わりませんよね。
この決断の結果はあまり重要ではありません。
自分で決断して、大勢を動かし、場の主導権を握る方がよほど愉快です。
結果を気にせず、ズバズバ決断しましょう。
重大な決断ではリスト化せよ
では、人生における大きな決断をするときにはどうすれば良いのでしょうか。
結果にこだわらなければならない、大きな決断もあります。
大きな決断をする場合は、リスト化がとても有効です。
決断をする前に、メリットとデメリットを書き出すのです。
言い換えるならば、情報収集です。
情報を書き出して、メリットとデメリットに分ける。
そこから、最悪の可能性を想定するのです。
これにより「なんとなくリスクがありそうで怖い」という状況から、冷静に物事を判断することができます。
冷静になることで、自分の感情に判断を狂わせられることが無くなります。
大きな決断をする際には、リスト化をしてみてください!
さいごに
いかがでしたでしょうか。
決断力をつけることで、あなたの人生はよりスマートに、シンプルになります。
今回の記事を参考に、あなたの人生がより豊かになれば嬉しいです!
それでは!
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